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だんぱつしき
 にょたりあ妄想が止まらない…
ので滾るパッションを形にしてみた←
にょめりで独立話というか断髪式です←
いつにも増して妄想が大爆発していましすのでご注意
にょめり=ウェンディです
世間様ではメアリーが主流らしいけどうちはこれで…
ちなみに名前の由来はポルノの某曲名ですよ誰も聞いていないっていう←



 ウェンディは静かに、鏡の前に立った。
雨と血に濡れたその有様は酷くて、おそらくここにあの人がいたらすぐに飛んできて、あたたかいタオルで体を拭いてくれて、そして優しく言うのだろう、早くお風呂に入っていらっしゃい、と。
けれど、その優しい声の主はもういない。
決別したのだ。
優しくてあたたかいその手を、自ら振り払った。
だからこそ、この体は雨と血とで汚れたのだ。
激しい戦いの末、自由を勝ち取ったのだ。
一緒にいたい。
その言葉を否定したら、嘘になる。
けれど、こうしなければならなかったのだ。
こうしなければ、曖昧なまま、自分と彼女の区別さえつかないまま。
もう、そんな風ではいられないのだ。
ウェンディは確かに、自らの中に芽生える感情に気付いていた。
彼女とは、完全に別個の個体にならなければならない。
決意と共に、ウェンディはナイフを手に取る。
鏡の中に映る自分は、もう幼かった頃の自分ではない。
無邪気に彼女の後ろをついて回っていた、そんな自分はもうどこにもいないのだ。
代わりに、今ここにいるのは、ただひたすらに、彼女と違うものになろうとする自分。
彼女を真似て長く伸ばしたその髪に、そっと刃先を当てる。
彼女と同じようになりたくて、伸ばして、彼女と同じように結いあげた。
けれどそれも、今日までだ。
ナイフを握る手に、力を込める。
ざく、という音と共に、長い髪が床に散らばる。
「…さよなら」
もう、純粋に彼女を慕い、姉のように甘えた自分とはお別れだ。
ここにいるのは、ただの哀れな女。
ただひたすらに、別個の個体として、愛し、愛されることを望む、哀れな女。
鏡の中の自分に、ウェンディは微笑みかけた。


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今までは、にょいぎを姉のように慕って、それをまねっこして髪を伸ばしていたりしていたけど、そういう妹であった自分と決別するために髪を切った、的な…
にょいぎと「他人」になるためにそうした的な雰囲気が伝われば幸い…

| 小話 | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0)
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